エモ散らかすおばさん
最近、エモ散らかした話でも。
私、音楽が大好きなんですが、本格的に音楽に興味をもったきっかけは2010年に散開してしまったBEAT CRUSADERSでした。
当時中学生だった私はある日、たまたまFMラジオを聴いておりました。
その時そのラジオ局でヘビーローテーションになっていたのがBEAT CRUSADERSのHIT IN THE USAでした。
はじめてHIT IN THE USAを聴いた時、恥ずかしい表現を使うならば私の脳内に衝撃が走りました。
それまで幼少の頃に聴いていたその当時流行りの小沢健二などを除いては、まわりの友達がみんな聴いている所謂J−POPばかりを聴いておりました。
BEAT CRUSADERSを好きになってから私の音楽への興味がどんどん大きくなり、いろんなバンドを聴くようになりました。
こんなのとか
こんなのとか
こんなの
所謂、ロキノン系と呼ばれる音楽ばかりを聴くようになりました。
そして私は高校生になり、人生で一番影響を受けたといっても過言ではない友人と出会い、私はライブハウスに出入りするようになったのでした。
まあ、その友人はロキノン系バンドは好きではなかったのですが。
ライブハウスでのおもしろばなしはまた別の機会に。
初めてBEAT CRUSADERSのライブを生で見たのは2006年のBOYZ OF SUMMERでした。
私はその時、高校1年生でした。
初めてのビークルのライブに万全のコンディションで挑むために前日に人生で初めてのコンタクトを眼科に買いに行ったのも今となってはいい思い出です。
夢にまでみたビークルのライブに興奮しすぎてその時のことを一っっっっ切覚えておりません。
ただ、とにかく楽しかったことだけは覚えているような気がします。
2006年のBOYZ OF SUMMERをきっかけに私はBEAT CRUSADERSのライブに行くようになりました。
まあ、チケット取れなかったりで回数的には10回くらいしか行ってないんですが。
大学に入ったあたりからいつの間にかBEAT CRUSADERSのライブに行くことがなくなり、2010年を迎えました。
ただ、ライブに行くことがなくなっても、iPodから彼らの曲が流れることが減っても、彼らの音楽が好きなことに変わりはなく、そのうちまた彼らのライブに通うようになるだろうとその時は思っていました。
心の何処かで彼らは絶対に解散しない、見たくなったらすぐ見れるバンドだと思っていたのです。
なんとなく、彼らは解散しないだろうという自信が当時の私にはあったのです。
BEAT CRUSADERSが散開すると知り、私は非常に動揺したことを覚えています。
2010年9月4日、私は泉大津にいました。
OTODAMAにて散開する彼らの最後のライブを見るために。
OTODAMAは例年チケットが売り切れないイベントを言われていましたが、その年はBEAT CRUSADERS最後のライブということもあり、OTODAMAがはじまってはじめてチケットがソールドアウトしたそうです。
それでも主催者側の意向もあってかRUSH BALLなど他の夏フェスと比較してゆったりしておりました。
(それでも毎年並ばずに入れるトイレに並んで入らないといけないなど例年に比べると混雑していましたが。)
奇しくもその日はカヨ氏が脱退して充電期間に入っていたPOLYSICSの3人での復活後最初の大阪でのライブの日でもありました。
私は1日でバンドが復活する姿と終わっていく姿、両方を見ることになったのでした。
その日は白目充血絶叫楽団としてフラワーカンパニーズもSET YOU FREEテントに出ており、バンドが続いていく姿も見ました。
その日は朝からエモ散らかしっぱなしで、復活したPOLYSICSの姿を見ては泣き、散開するBEAT CRUSADERSの姿を見てそれ以上に泣きました。
彼らの最後のライブはなんだかわかりませんが私の中でドラマを見ているような感覚になったのです。
下ネタ丸出しモラル全く無しの例のコールも私にはドラマチックに見えたのです。
彼らのセットリストは私が一番BEAT CRUSADERSを聴いていた時によく特によく聴いていた曲ばかりでした。
そして最近、たまたまYouTubeを見ていた時に見つけてしまったのです。
2010年の散開ライブの映像を。
1週間位前に見つけたのですが、そこから毎日思い出したかのようにBEAT CRUSADERSを再びヘビーローテーションするようになり、毎日エモ散らかしているのです。
昔よく聴いていた曲をふとしたきっかけでまた自分の中でのブームが来ることがよくあるのですが、今回はBEAT CRUSADERSブームの再来のようです。
嗚呼、副業でもいいから再結成してくれませんかね。
散開後の各々の活動も追っかけてみましたが、やっぱりBEAT CRUSADERSとして活動している彼らが見たいのです。
レキシネーム加藤エロ正には盛大に笑いました。